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  • 執筆者の写真Moon

【7月3日教室報告】

Basic Sports Club SORAです。



いよいよ七夕ですね。


短冊に願いは書きましたか?



いざ「願い事をどうぞ!」と言われると、意外に思いつかないものです。


流れ星を見つけた時にも、「あっ!!」と思った時には消えてしまいますよね。。


願い事が叶うかどうかは、願い事がいつ何時でもパッと出てくるぐらい



「具体的で、常に思い続けたもの



であるかどうかが大きなポイントなのではないかと考えています。


なんとなく思いついたような願い事は、なかなか継続しませんよね!



常に具体的な願い事(やりたい事)を持っていれば、チャンスが巡ってきた時に迷わず手を伸ばせると思います。


そんなチャンスをものにできた人が、願い事を叶えられるのではないでしょうか!!





と言うことで、【7月3日の教室報告】になります。




今回のテーマは「普段あまり行わない動き」です。



SORAでは、コーディネーション能力を高めながら、さまざまなスポーツに活かせる「体の動かし方」を学んでもらえるようなプログラムを提案しています。



今回は、前回に引き続きコーディネーション能力を強く意識した教室内容になります。





【観音寺スクール】



観音寺スクールは、先週に引き続き「旧五郷小学校体育館」にて行いました!


緊急事態宣言も明け、久しぶりに関西組のコーチも参加でき、子ども達もコーチも終始楽しくスクールをすることができました!!



今後も感染状況に応じて、安全第一で臨機応変に対応させていただきます!!



小学生コースは、クロスジョグ、二人組体操をした後、


世梨樺コーチによる「ドラえもん」を行いました。


「ドラえもん」は、皆さんご存知の通り猫型ロボットのことですが、


内容はドラえもんのテーマ曲を使った「リズムジャンプ運動」です。


リズムに合わせて、手と足をグーパーしながらジャンプします!


音を聞いてリズムを合わせて手と足でそれぞれ動きに規則をつけます。


思っている以上に混乱します。笑

手と足で違う動きをするのは難しく、子ども達だけでなく、コーチが失敗する場面も、、、笑


初めは手も足もグー、パーの繰り返し運動なので、動くこと自体は比較的簡単に行えますが、歌が始まり「3、2、1、ハイ!!」と言われると、1テンポ目に乗れず、あれ?あれ?と思っているうちに曲の一部が終わっています。笑


この頭の混乱が、コーデイネーション能力の向上につながります!



短い時間でしたが、徐々に慣れてリズムに合わせられるようになっていました!!



しかし、次のレベルである「手と足がグーパーバラバラの動き」は難しかったようです。。


継続していればいつか必ず習得できると思いますので、

おうちでお父さん、お母さんと練習してみてくださいね!


今後も「ドラえもん」は継続していきますのでお楽しみに!!




次は、腕回しドリルです。

前後に腕を回しながら歩いたり走ったり。


止まった状態できていても、「歩く」「走る」という動作の中で動かすのは意外と難しいはずなのですが、、、皆すぐにできるようになっていました! 



すごい!!



動きの中で腕を使うことは、効率よく走る上ですごく必要になります。



アスリートの視点で見ても、上半身(体感、腕、背骨)がうまく下半身(お尻、太もも、足首)と連動している選手は、ゆっくり走っているように見えてすごく速いです。



よく「腕を大きく振って走ろう!!」という言葉を聞くと思いますが、下半身の動きとタイミングやバランスが合っていないと速い走りにはなかなか繋がりません。



そして、今回のポイントは「ぐるぐる」です!


肘を伸ばして「ぐるぐる」しながら走ることで


①肩甲骨から動かすことを学習する

②前後左右に重心が揺さぶられ、腕を振ることの影響を体で感じる


ことができます。


これが、上半身を使って速く走るための導入部分になります。



そしてそれが、その後に行った「雑巾掛け」へ繋がります。


具体的には、


①肩甲骨から雑巾に力を加える(体を支える)準備ができる

②今回まだ動かせていない走りに必要な筋肉(お尻や太もも)への刺激


そこからさらに、


③腕を振らずに走ることで体幹(お腹)と下半身(お尻、太もも)の「連動」を強化する

④スタートダッシュ時の前傾姿勢での足の運び方(膝の引きつけ動作)を自然に学ぶ


といった形になります。


専門的に説明しましたが、それくらい「雑巾掛け」には早く走るコツが詰まっています。



特に④は走力によって顕著に影響が出ます。


今回参加された、または雑巾掛けを経験された皆さんは理解できると思いますが、



うまく膝を引き上げられず、つま先が地面に擦れて転けてしまう



このような現象になったことはありませんか?


このような現象が「頻繁」に起こる場合、足を引きつける筋力(腹筋や腸腰筋)がまだ高くないという判断ができます。


そうなると、実際の走りの中でもスピードが上がると足が後ろに流れてしまい、大きなスピード、エネルギーロスに繋がります。


トップアスリート(特に短距離選手)は、必ずといっていい程この筋力が強いです。


興味がありましたら、ぜひ100m選手の足の回転に注目してみてください!!

*今回の日本選手権100mで優勝した多田選手は特に顕著です!




熱くなってしまいましたが、


SORAのプログラムには楽しさの中に速く走るための「コツ」を散りばめています。


走ることが意外に少なく驚かれている会員の皆さまもいらっしゃるかもしれませんが、ゴールデンエイジの子ども達には、ひたすら走るのではなく、今回のように「楽しみながら効率の良い動きを習得してもらうことが今後の笑顔や結果につながる」という方針にて活動していることにご理解いただければと思います!



と言うことで、先へ進みます。


雑巾掛け」は、直線だけではなく、カーブをしたり、



今回はリレーまで雑巾を使って行いました!



リレーでは、チームに1人ずつコーチを入れることになり、メンバーでどのコーチに入ってもらうか相談していました!


両チームともに久しぶりの参加の関西組コーチ(荻田コーチ、成定(なりさだ)コーチ)を選択!


「あのコーチほんまに走るの速いんかな?」や「ズボン短いってことは走るの速いってことやな!」など聞いていて面白かったです!


リレーは接戦でしたが、アンカーの短パン成定コーチのあまりの速さに思わず笑ってしまいました!笑



専門基礎コースは、通信陸上のため中学生がお休みでしたが、新しく3名の体験参加がありました!


同じ学校のお友達だけではなく、違う学校のお友達とも楽しく話す姿がありました(^^)


前半は小学生コースとほぼ同じ内容で行いました!




ドラえもん」は小学生コースと変わらずバラバラで苦戦しましたが、


本日2回目のコーチに成長が見られました。笑


雑巾掛けでは、うまく雑巾がすべらず苦戦する姿がありましたが、本数を重ねるにつれてコツを掴んでうまくダッシュできていました!


ここからは「短距離」「ハードル」に分かれて専門練習を行いました!



短距離は、戸田コーチが担当し、以前行ったスティックラダー(かまぼこ)での瞬発力を鍛える素早いジャンプを行いました。


切り返しの練習では、20秒間での回数を数えました!


動きにも慣れて、自己ベストを更新する子ども達も見られました。



次は、「手押し車」です。


手押し車は、雑巾掛けとは反対に、上半身と体幹の連動を学習することができます。



ポイントとして、お尻が左右にブレないよう声かけをしました。


子ども達はそれを理解した上で、うまくお腹に力を入れながら動きをコントロールできていました!


次は「変形ダッシュ」。


片足を上げた状態から、コーチの指示でダッシュを行いました。


これは実際のスタート時の力の掛け方を意識してもらうためのものです。


スタートの姿勢では前側の足に殆どの体重を乗せて、肩は膝よりも前になるくらいの「前傾姿勢」をとります。



この形が理解できると、鋭く速いスタートダッシュに繋がります!

戸田コーチ、良いスタート姿勢ですね!!


最後は前回同様、馬跳びリレーを行いました!


タイムをとっていたのですが、馬の幅が狭かったこともありベスト更新には届きませんでした。。


荻田コーチも残念な表情でした。



ハードルは山本コーチが行いました。


動きドリルの後、一歩ハードルやシャトルハードルを行いました!

ストイックな山本コーチのメニューにも必死に食らいついていることもあり、

目に見えてスムーズなハードリングになっていました!!


男前な山本コーチの指導もさらに熱を帯びているように見えます。


観音寺スクールは以上になります!


スクール後は、「スイカ」の差し入れをいただきました!


冷えていて最高でした!!



【高松スクール】


高松スクールの小学生コースは「大町コミュニティセンター」にて行いました!


まずはストレッチ!


次は、スティックラダーで瞬発力を意識しました!

ドラえもん」では、イメージを高めるべく「ドラえもん」がホワイトボードに出現しました!!

やはり「バラバラ」で苦戦する姿が見られましたが、休憩時間に自発的に練習している姿もありました!



次回は、もっともっと上達していることを楽しみにしていますね!!



最後は、「雑巾掛けダッシュ」と「雑巾掛けリレー」を行いました!

雑巾掛けリレーはコーチとのハンデ戦を2回行いました。


1回目にコーチチームが敗北し、雑巾パスを工夫し再度挑戦しましたが、アンカー山本コーチの最終コーナにて抜かれて連敗。。


負けず嫌いな荻田コーチはこの表情。

残念ではありましたが、チームで集中し、工夫し、協力し、白熱した良い内容でした。


そこには、SORAの理念である、「共に学び、そして繋がる」が体現できていました!



上記の通り、速く走るコツが詰まったこの雑巾掛けは、また時期をみて行いたいと思います。


、、、雑巾掛けリレーもリベンジします。




アスリート専門コースは競技場にて行いました。


今回は、新しく棒高跳びに2名、やり投げに1名の参加がありました!!


棒高跳びは荻田コーチが行いました。


2人とも初心者だったので、まずはポールの持ちかたから始まり、


①ポールウォーク

②ポールジョグ

③ぶら下がり(落下、踏み切り、リードレッグ)

④スインング〜バーへのアプローチ


といった流れで行いました!


途中、荻田コーチの自己ベスト(5m70)や、各年代、性別ごとのトップ記録を実際の

支柱を上げ下げしながら説明し、二人とも目指すべき高さに目をキラキラさせていました!


やり投げは大西コーチ、成定コーチの2名で行いました。


なんとパラアスリートの方にご参加いただき、投げ方のフォームの確認や、今後の方向性について話をしました!

大西コーチはもちろんですが、実は成定コーチ(専門は走り幅跳び)も、

ボーテックスは80m近く投げることができます。




ハードルは山本コーチが行い、


①jog、ストレッチ

②ドリル

③100m流し

④SD(スタートダッシュ)

⑤ハードル3台目、6台目各一本



というメニューでした。


【山本コーチコメント】

次の日が試合で本人が調整に入りたいと言っていたので、本数を減らしました。

ドリルを多めに取り動きの確認をしました。

動きのキレは良かったので、100mの記録が楽しみです。





会員の皆さんの試合参加も増え、

「自己ベスト更新」や「全国大会出場決定」の報告をいただいています!


SORAとしても、少しでも皆さんの自己ベストや笑顔に関われるよう、

今後も活動していきたいと思います!!



今回の報告は以上になります!!

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